【炎上】メルカリは対応が悪い?危ない?2024年11月詐欺被害の全貌と今後利用すべきかについての見解
2024年11月11日、東海地方に住む30代の女性が、下記内容をxに投稿。3万以上のリポストがされており、メルカリの対応を疑問視する声が多く上がるきっかけとなりました。
メルカリで窃盗にあいました。 新品未開封のプラモデルを発送しました。 購入者からパーツ破損のためキャンセルしたいと連絡があり、メルカリからの指示もあり返品に応じました。 着払いで届いた商品を開封すると中身がほとんど抜き取られ、ゴミが入っていた。 どうしたらいいのか知恵をください。
もちろん、メルカリを7年以上愛用するヘビーユーザーの私としても無視せざるを得ない話です。
- 具体的に何が起きたのか?
- メルカリの対応は本当に悪かったのか?
- 今後メルカリを利用すべきなのか?
について本記事にまとめます。
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メルカリの詐欺被害全貌
2024年11月のXへの投稿で物議を醸し出したメルカリの詐欺被害について、時系列に整理してみました。
1. 女性が新品未開封のプラモデルを発送
2. 購入者より「パーツ破損」を理由に返品リクエストが届き、女性はそれを承諾
3. 着払いで返品された商品を受け取ったところ、中身が抜き取られたゴミだけが届く
4. 女性がメルカリ事務局へ経緯を伝え、写真を送るなどして相談したところ、
「購入者へ発送した商品に誤りがないか、ご確認いただくようお伝えいたしました。」
(中略)
「なお、購入者より入れ間違いはないとの回答がある場合や、72時間以内に回答が得られなかった場合、サポートの継続が困難となるため、本取引についてはキャンセルさせていただきます。」
との返信が届く。
5. 2024年11月11日、女性は「メルカリの返信が酷い。」「メルカリって盗難を黙認する会社だったの?」とメルカリ事務局の対応に怒りを覚え、一連の出来事をXに投稿。
(投稿は3万以上リポストされ、注目を浴びる)
6. 2024年11月13日、メルカリ事務局より下記返信が届き、取引がキャンセルに。女性は商品を盗られたままで、お金は購入者へ返金されるという最悪の事態に。
「購入者より発送した商品に誤りはなかったと回答がございました。
本取引はサポート継続が困難と判断し、事務局にてキャンセルを実施いたしました。
返品商品のすり替え・欠品・劣化・破損等のトラブルにつきましては、警察や弁護士を含む公的機関へのご相談をご検討ください」
以降、女性が送ったメッセージへの返信は一切なく、女性は再びXにそのやり取りを投稿しました。
7. 女性のXへの投稿は瞬く間に拡散。「私も被害にあった」といったコメントや投稿が相次ぎ、メルカリの被害報告がXに溢れ、いわゆる炎上状態に。
8. メルカリのSNS担当から被害女性へ下記のDMが届き、ようやく事態が進展。女性は「なぜ初めからこのような対応をしなかったのか」と再び怒りをあらわにする。
「一連の投稿を拝見し、社内にて再度敬意の見直しおよび補償をするよう、働きかけています。
改めて事務局から連絡がいくかと思いますのでもう少々お待ちください。」
9. 2024年11月14日、被害女性にメルカリから返金補償の対応がされる。女性は「態度が180度変わったこと」「購入者が名前を変えて今もメルカリにいること」に怒りを感じる。
10. 2024年11月15日証拠書類を揃え、女性は被害届を警察へ提出。
11. 2024年11月25日、より安心安全にサービスを利用できるよう、メルカリが補償拡大や不正利用者排除など、新たな体制強化を発表。
同日、被害女性は「これが犯罪の抑止力につながるかが重要」として平等な対応を求めたいとの意向をXにて示した。
最終的に、メルカリは体制を見直すまでに至ったんですね。
メルカリの対応は本当に悪かったのか?
Xへの投稿がきっかけとなり、体制見直しまでに至ったメルカリ。
果たして、彼らの対応は悪かったのか?私なりの見解を述べたいと思います。
結論:メルカリの対応は悪かった
結論、メルカリの対応は間違いなく悪かったと私は考えます。その理由は下記の通り。
問い合わせに対する返信がズレている
被害女性が事務局から最初に受け取った返信内容は、下記の通り。
「購入者へ発送した商品に誤りがないか、ご確認いただくようお伝えいたしました。」
被害女性は中身が抜き取られた商品の写真まで送って、きちんと経緯を説明しています。
ところが、「窃盗や不正」の可能性は疑わず、単に「送り間違いがないか」を購入者に確認しようとしています。
本当に文章を読んで返信したのか?疑ってしまうような内容ですね。
間違って「パーツだけ抜き取ったプラモデルの箱と枠組み」を発送するなんてことがあるのでしょうか…
あまりにも購入者びいきの対応フロー
もう一つおかしかったことは、メルカリ事務局の対応方針が下記の通り、あまりにも購入者びいきたったこと。
「なお、購入者より入れ間違いはないとの回答がある場合や、72時間以内に回答が得られなかった場合、サポートの継続が困難となるため、本取引についてはキャンセルさせていただきます。」
読み替えれば、
- 「入れ間違いはない」と嘘の返答をする
- 72時間返事をせずに放置する
のどちらかをすれば、不正をはたらいた購入者が逃げ切れる仕組みになっているということです。
最終的に取引がキャンセルされるので、お金も購入者の元へ戻り、出品者は損するだけ。
「メルカリは詐欺の温床だ!」といった声が上がるのも、無理はないでしょう。
返信がなくてもキャンセル(返金対応)されるって、どういうことなんでしょうね…
SNSが大炎上してからの遅れた対応
メルカリ事務局が今回の詐欺被害に対して動いたのは、被害女性のXでの投稿がネットで物議を醸し出してから。
女性がアプリ上で何度写真やメッセージを送っても対応しなかったにも関わらず、突然メルカリのSNS担当が本件に反応。
返金補償されるまでになったのです。
ここまで大ごとになって、やっと動くのかよ!
最初と180度態度違うじゃん!
と、被害女性だけでなく周囲の怒りを買ったのは言うまでもありません。
逆にいえば、Xの投稿が注目されていなければ何の対応もされなかったということでしょうか? なんだか怖いですね。
今後メルカリを利用すべき?
このようなトラブルが起きてしまっては、「今後メルカリを利用すべきか?」不安になりますよね。
ですが私は今後メルカリを利用しても問題ないと考えています。
理由は下記の通り。
メルカリには良いユーザーもたくさんいる
今回の詐欺被害の一件は非常にインパクトが大きいものですが、あくまで1ユーザーによっておこなわれたもの。
むしろ、大半は良いユーザーばかりです。そうでなければメルカリというプラットホームが既に崩壊しているはずです。
私はかれこれ500件以上の取引を経験していますが、詐欺トラブルに巻き込まれたことはありません。
つまり、「メルカリで詐欺被害が起きた=メルカリは危ない」とは言い切れないということです。
メルカリは国内最大手のフリマアプリ
メルカリは月間利用者数が2300万人、2024年9月時点で「累計出品数40億品」を突破するなど、フリマアプリではトップクラスです。
私は他のフリマアプリも並行して利用していますが、ユーザー数が多いこともあり、「欲しい商品が見つかりやすい」「出品した商品が売れやすい」のはやはりメルカリ。
今回の一件を加味しても、使い続けるメリットの方が明らかに大きいんですよね…
会社自体も上場していますし、新たに仕事探しができる「メルカリハロ」のサービスも開始しました。
さらなるサービスの質向上は大いに期待できるはずです。
違う類似サービスを使ってもリスクは一緒
フリマアプリは他にもいくつかありますが、結局のところ仕組みはさほど大きく変わりません。
メルカリの対応に課題があったことは間違いないですが、「他のフリマアプリは安全だよね」とはなりません。
似たようなサービスには、似たような悪質ユーザーが他の場所にもいる可能性が高いということ。
別のフリマサービスを利用するくらいなら、そもそもフリマ販売をやめた方が良いと私は考えます。
リサイクルショップでの販売は利益にならない
メルカリなどのフリマアプリをやめて「リサイクルショップ」で売るという手もありますが、はっきりいって
利益がでないのでオススメできません!
多少リスクがあろうが、メルカリを使った方が絶対にマシです。
具体的な相場観のお話をすると、
メルカリで売れば600円〜700円になるような本でも、リサイクルショップでの買取価格は5円〜20円程度。
「100円で売れたらラッキー!」な世界です。
- 詐欺被害に遭う確率はゼロではないが、高い利益を取れるメルカリ
- 詐欺被害に遭うことはないが、利益がほぼないリサイクルショップ
果たしてどちらの方がお小遣い稼ぎになるでしょうか?
「詐欺被害に遭うかも」といっても、その確率は前述した通りそう高くありません。
私は、迷いなく①のメルカリで販売を選びます。
新たな体制強化に期待できそう
今回の一件を受けて、メルカリは2024年11月25日に「お客さまサポート体制の強化・新たな補償方針による対応」を発表しました。
新たな方針の中には、すり替え・模倣品を回収する「商品回収センターの新規開設」や、「補償の拡大」、「警察との連携強化」など、安心安全に利用できる為の施策が折り込まれています。
もちろん、これらの体制強化が本当に不正の抑止力になるのかを見届ける必要はありますが、サービス改善に向けて一歩踏み出したのは間違いありません。
サービス改善に期待し、引き続きウォッチしながらメルカリを愛用しようと思います。
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まとめ メルカリで起きた詐欺被害について
今回の記事では、2024年11月に発生したメルカリの詐欺被害について、
- 具体的に何が起きたのか?
- メルカリの対応は本当に悪かったのか?
- 今後メルカリを利用すべきなのか?
についてまとめました。
メルカリで出品した新品未開封のプラモデルが、中身を抜き取られて返品された挙句、キャンセル対応で購入者に返金までされてしまった一連の事件。
最終的にサポート体制を見直したものの、メルカリの対応は下記の通り悪かったのは言うまでもありません。
- 問い合わせに対する返信がズレている
- あまりにも購入者びいきの対応フロー
- SNSが大炎上してからの遅れた対応
こんなことがあっては、「メルカリを利用しても大丈夫なの?」と不安になるかもしれませんが、
私の答えは「メルカリを利用しても大丈夫、利用すべき!」です。
理由は下記の通り。
- メルカリには良いユーザーもたくさんいる
- メルカリは国内最大手のフリマアプリ
- 違う類似サービスを使ってもリスクは一緒
- リサイクルショップでの販売は利益にならない
- 新たな体制強化に期待できそう
今のところ、利用するメリットの方がデメリット(リスクなど危険性)より上まっているということです。
ニュースやSNSを見て不安に感じた方もいらっしゃるかと思いますが、冷静にメリットとデメリットを比較し、自分はどうすべきか?を判断してみてください。
メルカリの利用を強制はしませんが、大事なのは周囲に振り回されず、自分の頭で考えることです。
今回のような詐欺被害が二度と起こらないよう、メルカリのサービスがより改善されていくことを願います。
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