メルカリの商品を紛失したかもしれない…補償の有無や、すべきこと3つについて解説!

メルカリで商品を発送したのになかなか届かない。
発送してかなりの日数が経っているにも関わらず、商品が届かないと不安になりますよね。
商品が紛失したかもしれない時、どうすればいいのか?今回の記事では、
- そもそも紛失を疑うべき状況とは
- 紛失の可能性が高い時にすべきこと3つ
- 紛失が確定したら?補償はある?
- 紛失したらペナルティになるのか
について解説します。
そもそも紛失を疑うべき状況とは

商品の発送が遅れていても、
迷うケースもありますよね。
ここでは、「紛失の可能性が高い」と判断できるケースをいくつかご紹介します。
発送から1週間以上経っている
なかなか商品が届かないことに、もどかしくなる気持ちもわかりますが、
配送方法や曜日によっては、発送に時間がかかることは珍しくありません。普通郵便なら、発送から4〜5日はザラにありますね。
というわけで、
発送から1週間以上が経過しているか?
をまずは一つの目安として考えてください。
それよりも短い場合は、もう少し待つべきです。
土日祝を抜いても遅いと感じる
商品が届くまでの日数に、土日祝を入れてカウントするのはNG。
なぜなら、
からです。
金曜に発送した場合など、ついつい土日もカウントしがち。
あくまで平日のみを数え、それでも遅いと感じるかどうかで判断しましょう。
発送後すぐに集荷されていることが明らか
追跡情報などで「発送後すぐに集荷された」ことがわかっているにも関わらず、
その後の配送が遅いのであれば、それは紛失かもしれません。
逆に、翌日扱いになるタイミングで荷物を出したり、集荷が1日1回など少ないエリアの場合、配送に時間がかかる可能性があります。
特にスマリボックスは、なかなか集荷されずにモヤモヤした経験があるので、
紛失かどうかを判断するにあたり、集荷タイミングをチェックすることも大切です。

追跡情報が4日以上同じまま
無事に集荷されて配送センターへ送られていても、「その後の進展が全くない」のであれば、紛失の可能性大。
(個人的には、4日以上経っているかが目安)
荷物の仕分けや配達の過程で何らかのトラブルが起きている可能性が高いです。
私も過去にメルカリ便で出した荷物が、「〇〇センターにてお預かり」のままになっており、確認したところ紛失していました。

追跡情報があるからといって安心はできないようです。
天候や災害による配送遅延の疑いもない
ごく稀なケースですが、「大雪」「台風」など、天候・災害による配送遅延が発送する場合があります。
発送した時期に、
配送に影響が出そうな悪天候・災害があったか?
を考えてみましょう。
※匿名配送であっても発送時に送り先のエリア(都道府県)は確認可能なので、該当エリアの天気・災害状況を調べるだけです。
思い当たる点がなければ、紛失の可能性が高いです。
紛失の可能性が高い時にすべきこと3つ

これは紛失した可能性が高い。
という結論にいたった時にすべきことは、下記の通りです。
- 購入者への連絡
- 配送業者への連絡
- メルカリ事務局への連絡
それぞれ詳しく解説しますね。
①購入者への連絡
最初にやるべきことは、購入者に現状を伝えて安心してもらうことです。
具体的に伝えることは下記の通り。
- 発送した日付
- 発送の方法
- 商品を紛失したかもしれないこと
- これから配送業者と事務局に問い合わせるということ
単に「商品を紛失したかもしれません。」では、相手側があなたに不信感を抱く可能性があります。
(発送前に紛失したのでは?など誤解される恐れがあるからです!)
紛失が確定し、取引キャンセルになった場合も想定すると、キャンセル前にワンクッション置くのがベター。
丁寧に現状を伝えるようにしてください。
②配送業者への連絡
次にやるべきことは、配送業者への連絡です。問い合わせ先は発送方法によって異なるのでお間違えのないようにご注意ください。
発送時の控えに記載されている番号
最寄りの郵便局 or 郵便局HP
問い合わせ時には、下記内容を伝えてください。
- 発送した日付や大まかな時間
- 発送場所
- 荷物の形状や梱包材の見た目
- 中身は何か
- 折り返しの連絡先(名前、電話番号)
基本的にその場ですぐにわかることはないので、折り返し連絡を待ちましょう。
1~2日程度ですぐに折り返し連絡がくるケースがほとんどですが、稀に遅いケースも。その場合はもう一度連絡した方がいいです。
③メルカリ事務局への連絡
メルカリ事務局へ連絡する目的は、
取引を自動完了されないようにする
ことです。
というのも、メルカリでは「発送通知を行った日から9日後の13時以降」に取引が自動完了してしまうシステムになっています。
つまり、放っておくと購入者はお金だけを取られ、商品は受け取っていないという状況に。
そんなことにならないよう、出品者は責任を持って「紛失した可能性がある旨を事務局に伝え、商品が無事に届くまでは取引完了させない」必要があるのです。
紛失が確定したら?補償はある?

配送業者から紛失連絡があった場合、発送方法によってその後の対応が異なります。
それぞれ見ていきましょう。
メルカリ便で発送した場合
メルカリ便で発送した場合、メルカリもしくは宅配業者から何らかの補償があるのが一般的です。
「らくらくメルカリ便を利用した場合は、補償金額に上限はない」
との情報もありますがメルカリ公式サイトには、はっきりとした補償金額の記載がないので

「商品の金額・発送方法・過去の補償金利用状況」などを加味して判断されるのでは?」というのが私の考えです。
ちなみにその後の取引対応についてですが、
です。
購入者との間に入って取引キャンセル・返金までしてくれます。
補償付きの配送方法で発送した場合
メルカリ便でなくとも、書留・ゆうパック・宅急便など、補償付きの配送方法で発送したのであれば、配送業者からの補償があります。
例えばゆうパックなら上限30万(税込)まで、宅急便コンパクトなら3万円(税込)までの補償が受けられます。
補償上限を超える高価なものを送らない限りは、全額返金があると考えてもいいでしょう。
その後の取引対応については、
ようにしましょう。
取引キャンセルができれば、購入者の元へ返金対応がされますのでトラブルになることもありません。
(ちなみに取引キャンセルの場合は、評価をつけられることもないです。)
普通郵便で発送した場合
残念ですが、普通郵便には補償がありません。
郵便局の調査で荷物を紛失したことが確定したとしても、謝罪を受けておしまい。こちらは何もできないのです。
その後の取引については、
ようにしてください。
取引キャンセルができれば、購入者の元へ返金対応がされますのでトラブルになることもありません。
(ちなみに取引キャンセルの場合は、評価をつけられることもないです。)
小型の荷物であれば安価な配送料の普通郵便ですが、
ことが大原則です。
紛失時のペナルティはあるのか

商品を紛失してしまったことで「事務局からペナルティがあるのでは」と不安になる方もいらっしゃることでしょう。
過去に400品以上取引をした私の経験則でいうと、
というのが結論です。
「悪質な紛失」というのは、無在庫販売や在庫管理のミスなどによる商品の発送ができない状態のこと。
要は、
発送の前段階で商品が手元にない
状況のことを指します。
恐らく数回なら大ごとにはならないでしょうが、
「商品紛失を理由に取引キャンセルを何度も繰り返している」となれば、事務局から注意喚起がいく可能性もあります。
逆に言えば、きちんと発送対応した上で、配送業者のミスなどで商品が紛失した際はペナルティにはならないということ。
私も過去に1度商品を紛失したことがありますが、ペナルティは一切なく、商品の売上金がきちんと入金されました。

確実に発送したことがわかるように、なるべく追跡機能があるメルカリ便を利用することも大事ですね。

まとめ メルカリで荷物を紛失したら

今回の記事では、
- そもそも紛失を疑うべき状況とは
- 紛失の可能性が高い時にすべきこと3つ
- 紛失が確定したら?補償はある?
- 紛失したらペナルティになるのか
について解説しました。
ポイントは下記の通り。
- 発送から1週間以上経っている
- 土日祝を抜いても遅いと感じる
- 発送後すぐに集荷されていることが明らか
- 追跡情報が4日以上同じまま
- 天候や災害による配送遅延の疑いもない
- 購入者へ連絡をする
- 配送業者へ連絡をする
- メルカリ事務局へ連絡をする
- メルカリ便は補償があり、その後の対応もしてくれる
- 補償付きの配送方法は補償はあるが、配送業者・購入者への連絡は全て自分でする
- 普通郵便は補償がない。購入者へお詫びし、取引をキャンセルするのみ。
商品が紛失してしまっても、普通郵便以外であれば補償はありますし、購入者の合意があればトラブルにならずに取引キャンセルが可能です。
本記事を参考に、焦らず丁寧に対応してくださいね。
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