時間の使い方が上手い人がやっている「習慣の断捨離」とは?|具体的な方法と実践例
“断捨離=物を捨てる”ことだと思われがちですが、実はそうではありません。
日々の過ごし方や人間関係など、物ではない事柄も断捨離の対象になるのです。
では、実際にどのような効果があって、どう実践すれば良いのか、習慣の断捨離の具体的な方法・実践例について解説します。
「習慣の断捨離」をするメリット
「習慣の断捨離」最大のメリットは、時間を有効活用できるようになること。
習慣を見直すことで、時間の使い方が細部まで見直され、本当に大切なことに時間を割けるようになるのです。
1日たった10分の習慣でも、年間にすると約61時間にもなります。
毎日続けていることだからこそ、見直せば将来にもたらすインパクトは大きいのです。
習慣の断捨離 具体的な方法
物とは違い、習慣は目に見えないもの。どうやって断捨離をすればいいのか、わかりづらいですよね。
ここでは、習慣の断捨離をする具体的な方法について解説します。
習慣になっていることを見える化する
まずは習慣になっていることを紙に書き出して、見える化しましょう。例えば下記のような感じです。
6:30 起床 ⇨トイレ、洗顔
6:40 朝食、歯磨き
7:00 着替え、化粧
7:20 家を出る⇨電車移動
8:15 会社到着
8:30〜17:30 仕事
17:40 会社を出る
18:30 コンビニ、スーパーに寄る
19:00 帰宅、着替え、食事準備
19:20 夕食
20:00 ソファでごろごろ 携帯いじり
21:00 ドラマや録画した番組見る
23:00 シャワー
23:30 ベッドに入る
0:00 就寝
タイムスケジュールを書きだすのが面倒だという方は、箇条書きでも構いません。日々の習慣が見える化できればなんでもOKです。
また、日々の習慣だけでなく、毎週やっていること・毎月やっていることも忘れずに必ず書き出してください。
本当に必要な習慣か、自分に問う
習慣の見える化ができたら、それぞれの習慣が本当に必要なものかどうか、自分に尋ねてみましょう。
「朝の洗顔は必要?」
「帰りにコンビニに行くのは必要?」
「ソファでごろごろは必要?」
ここで大事なのは、あなたなりの回答が出てくるかどうか。「楽しいから」「面白いから」「リラックスできるから」など、単純でも何かしらの理由があればOKです。
問題は、これといった理由もなくやっている習慣。「なんとなく」「時間が余ってるから」「他にやることがないから」など…
たった数分の習慣でも、1ヶ月単位・年単位にすると、かなりの時間を要しています。これといった理由もなくやっている習慣があれば、今すぐに見直しましょう。
他にやるべきことがあるなら、優先順位の低い習慣をやめる
たとえ心地が良い習慣でも、他にやるべきことがあるなら、今すぐやめるべき。
時間は有限なので、日々の習慣を見直さない限り、新しいことを始める時間は捻出できないからです。
「勉強に集中するために、友達と遊ぶのを減らす。」
「運動を始めるために、TVを見る時間を減らす。」
こうした判断は、ストレスがかかるかもしれませんが、何かを成し遂げるためには必要不可欠です。
筆者が実際に断捨離した習慣
具体的に、どのような習慣を断捨離すれば良いのか。
ここでは、私が実際に断捨離した習慣についてご紹介します。
SNSの閲覧
朝起きた時、電車の中、仕事の休憩中、夕食後ソファの上で…
こうしたSNSを頻繁に閲覧する習慣を私はやめました。
よくよく考えると、これといった重要性はないんですよね。
現在は多くても1日に1回程度で、毎日見ることは無くなりました。
TV視聴
かつては、時間があればTVをつけていたのですが、とりあえずでTVを見る習慣を私はやめました。
よくよく考えると、「絶対に見たい!」と思う番組は、ほんの一握り。ほとんどが、なんとなくTVをつけているだけでした。
今では、例え好きな番組でも、タイトルやゲストを見て、興味がなければ見ないことにしています。
服選び
「今日は何を着ていこう?」
「靴下はどうしよう?」
「ハンカチはどれにしよう?」
こうした服を選ぶ習慣を、私はやめました。
ファッションに気を遣う職場ではないですし、ファッションにこだわりもないので、不要な時間だと感じたからです。
その為、タンスの手前にある衣類から取っていく方式に変更し、判断がいらないようにしました。(コンビニの先入れ先出しと同じ要領です。)
お化粧
「お化粧はマナー」なんて言いますが、本当にそこまでする必要があるのか?そんな疑問から、私はお化粧の習慣を見直しました。
チークやマスカラをやめたり、厚塗りのファンデーションを軽いパウダータイプにしたり…そうすることで、メイクの時間やメイク落としの時間削減にもつながりました。
化粧品がお肌に負担をかけていたのか、意外にもお肌の調子が良くなるという副効果もありました。笑
友人との遊びや飲み
会社の同僚や友人など、ほぼ毎週・毎月何かしらの予定を入れていたのですが、私はこうした友人と遊ぶ・飲みに行く習慣を見直しました。
彼らを大事にしなくなった訳ではありませんが、「他に優先すべきことがある。」と感じたからです。
友人と会うのは半年〜年に1回に減りましたが、仲の良さはそのまま継続中です。
自己啓発
なんとなく取ろうとしている資格、とりあえずで読んでいる本…私はこうした無目的な自己啓発の習慣を見直しました。
「自己啓発」というと、聞こえはいいかもしれませんが、何の役にも立たないのであれば、無駄な時間に過ぎません。
本当に自分の将来に必要なのか?やりたいのか?一度立ち止まって考えることが重要です。
まとめ 習慣の断捨離とは?その具体的な方法について
今回の記事では、習慣の断捨離の具体的な方法・実践例について解説しました。ポイントは下記の通り。
- 習慣になっていることを見える化する
- 本当に必要な習慣か、自分に問う
- 他にやるべきことがあるなら、優先順位の低いものをやめる
- SNSの閲覧
- TV視聴
- 服選び
- お化粧
- 友人との遊びや飲み
- 自己啓発
私が実践した具体例もご紹介しましたが、どのような習慣を断捨離すべきかは、人それぞれ。
あなたにとって今やるべきこと・やめるべきことは何かを考え、断捨離を進めてくださいね。
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