物価高に負けない!消費大国アメリカでバズる「買わない運動」とは?〜No Buy 2025〜

アメリカと言えば世界最大の消費大国ですが、
2025年、TikTokを中心に物を買わない=「No Buy 2025」がトレンドになっています。
既にTikTokには何千もの投稿が上がり、それぞれが「買わないためのルール」を共有しているのだそう。
具体的にどのような運動なのか?どのようなメリットがあるのか?整理してみました。
メルカリ取引実績は400品以上
「捨てずに手放す」
「なるべく買わない」
「ゴミが出ない製品選び」
の3つの観点を大切にしながら
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No Buy2025とは?

「No Buy 2025」とは、数ヶ月〜あるいは1年間の間に不必要な消費をやめることを奨励する取り組みのこと。
買わない物リストを作成し、それに従うだけなので、チャレンジは至ってシンプルです
このような取り組みがトレンドになったきっかけは、
からだと言われています。

「将来が不安だし、物価は高いし、何でもかんでも買ってられないよ〜!」みたいな感じでしょうか。
過去にも同様のトレンドはあったそうですが、2025年ほどのブームにはならなかったそう。
消費をやめることを考えたくなるくらい、アメリカの生活状況が苦しくなってきた証拠なのかもしれません…
No Buy 2025のルール

個人それぞれがルールを決めていい「No buy 2025」ですが、大まかに下記のようなルールがあります。
- 取り組む期間を決める
- 必要な物と不必要な物を分ける
- 購入を制限する項目を決めてリスト化
- 例外も決めておく
- SNSなどで共有する
具体的に解説していきますね。
取り組む期間を決める
1週間、1か月、3か月、1年など「No Buy」に挑戦したい期間をまずは決めます。
「No Buy2025」というタイトルが付くくらいですから、一般的には1年間が妥当かもしれませんが、
どれくらいの期間をかけて挑戦するかは、自由に決めていいようです。
必要な物と不必要な物を分ける
「No Buy2025」で購入を控えるべきなのは、生活必需品以外の物・サービスです。
そのため、支出の中でも生活必需品(必要)とそうでない物(不必要)な物をきちんと分けなければなりません。
やみくもに「買うことをやめる」訳ではないのですね。
購入を制限する項目を決めてリスト化
削減対象の支出が把握できたら、購入制限する項目を決めてリスト化します。
いわゆる、SNSで共有されている「買わない物リスト」のことですね。
下記に、あるインフルエンサーが共有したリスト内容を記載します。
- 化粧品
- アクセサリー
- 本
- 外食
- テイクアウト
- サブスク
- 新しい洋服
この方は、大まかなカテゴリー記載ですが、人によっては
「TJ Maxx、Marshall’s、Ross、Home Goods(←いずれも実在する店舗名)へは行かない!」
とお店の固有名詞までリストに記載している人も。
書き方もルールの細かさも、人によってかなり自由なようです。
例外を決めておく
月に1回の外食や子供のおもちゃ・おやつなど、「お金を使うことが許されること(例外)」のリストを作成する例もあります。
何もかも禁止してしまっては、日常生活が窮屈になってしまいますからね。

こうした例外があった方が、無理なくチャレンジを続けられそうですよね。
SNSなどで共有する
リストが完成し、細かなルール(例外など)も明確になったら、あとはSNSで共有するだけ。
リストを写しながら、「私は〇〇を買いません。でも、〇〇の消費については許可することにします。」など、マイルールを発信します。
周囲に宣言することが良いプレッシャーになりますし、「無駄な消費は控えよう!」と周囲への呼びかけもできます。
シンプルですが面白い取り組みですね。
「No Buy」のメリット

「No Buy」をすることによって得られるメリットは何なのか?代表的な物をピックアップしました。
お金の節約ができる
最初にあげる大きなメリットはお金の節約ができることです。借金を返済したり、老後の資金を蓄えるなど、まとまったお金が手に入ると人生プランが立てやすくなります。
「No Buy」にチャレンジした人の中には、「1年でクレジットカードの借金3万4000ドル(約513万円)を返済するのに役立った」と話す方もいるほど。
買うのを我慢するのは一時的にはツラいですが、効果がここまで大きいと、やってみる価値が大いにありそうですね。
より良い消費習慣が身に付く
「No Buy」を実行すると、自分にとって必要な物と不必要な物を見分ける力が身につきます。
普段なら衝動買いしてしまう物でも、事前に決めたマイルールがあるおかげで思い留まることができるように。

「自分の人生にとって価値を与える買い物とは何か?」を考える良いきっかけになりそうです。
時間の節約になる
不必要な物を買わないということは、ショッピングに使っていた時間を他のことに充てることができるということ。
読書や運動など、有意義な時間の使い方が可能になります。
物への執着が薄れ、本当の自分と向き合うことができるようになる。まさに断捨離の考えにも通じることだと思います。

No Buy 2025から学べること

アメリカで注目されている「No Buy 2025」ですが、私たち日本人も見習えることはあります。
なんてったって、物価上昇・金利上昇などで家計が苦しいのは私たちも同じですからね。
- 生活必需品以外の支出を見直す
- 思い切ってそれらの購入をやめてみる
- 本当に必要な娯楽費にはしっかりお金を使う
SNSでの宣言までするかは置いておいて、やってみると新たな気づきがありそうです。

まずは買わないものを3つ、1ヶ月だけ、などプチチャレンジでも良いかもしれませんね。
まとめ

No Buy Challengeは、無駄な支出を減らし、シンプルで充実した生活を送るための有効な手段です。
お金の節約だけでなく、物への執着を減らし、賢い消費行動ができるなど、多くのメリットがあります。
最初は短期間から始め、少しずつ無理のない範囲で取り組むことで、習慣化しやすくなります。
買い物に頼らない楽しみを見つけ、自分にとって本当に必要なものを見極める力を養いましょう。
あなたもぜひ、No Buy Challengeに挑戦してみませんか?
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