メルカリ専用ページの作り方|簡単なやり方とトラブルを防ぐ注意点を解説
メルカリで良く見かける専用ページ。
商品を出品していると、「購入希望なので専用ページにしてください!」なんてコメントがくることもあります。
と言っても、そもそも専用ページが何なのか知らない、どうやって専用ページにするのかわからないということもありますよね。
そこで今回は、メルカリの専用ページの作り方と、作る際に押さえておくべき注意点について解説します。
そもそも専用ページとは?
専用ページとは、特定のユーザーのみに販売する為に公開された商品販売のページのこと。
専用、専用販売、専用出品とも言われます。
メルカリで販売されている商品は、通常誰でも購入できますが、出品者が「この商品はAさん専用の出品物です!」と意思表示をすることで、他のユーザーには購入されないようにするのです。
「価格交渉中に横取りされたくない」「支払いに時間がかかるので取り置きしてほしい」そんなユーザーにとっては、専用ページを作ってもらえるとありがたいのです。
ただし、記事後半でも解説しますがメルカリ公式のルールではないので、あくまでユーザーの意思表示に過ぎないことは頭に留めておいてください。
専用ページの作り方
専用ページをどうやって作るのかというと、ひと言で言えば「商品画像を編集し、専用ページだと分かる画像に変える」だけ。作成の流れは下記の通り。
- 画像を用意する ※
- 携帯の文字挿入機能で「〇〇様専用」といった文言を画像に入れる
- メルカリで出品ページの編集画面を開く
- 文字を入れた画像を商品画像の1枚目にする
※画像については、元々使っていた商品画像にそのまま文字を入れる人もいれば、別途無地の画像を用意する人もいます。
どちらが正解というのはありませんが、私は無地の画像を使う方をオススメします。
商品画像にそのまま文字を入れようとすると、商品の色合いによっては、下記のように文字が目立たなくなるからです。
いずれにせよ、誰かがページを閲覧した時に、「これは他のユーザー専用のページなんだな」と伝われば何でもOKです。
ちなみに上記の例では「たろう様」とユーザー名を入れていますが、「専用」と書いた画像だけを使って、商品説明欄に「〇〇様専用のページです。」と記載される人もいます。
お好みのやり方でしてみてくださいね。
専用ページ・専用出品の注意点
専用ページは便利な一方で、実はトラブルの元になることもあります。
ここでは専用出品をする際に、注意すべきポイントについて解説します。
「専用」はメルカリ公式のルールではない
そもそも、「専用ページ」を使って商品を取り置きすることは、メルカリが公式に認めているものではありません。
その証拠にアプリにそういった機能はついておらず、出品者と購入者が独自でおこなう約束・ルールとして取り扱われます。
つまり、「専用ページ」は形式的なものに過ぎないのです。
原則、購入は早いもん勝ち
メルカリ公式サイトの専用出品・取り置きなどの独自ルールに記載されているのは下記の通り。
メルカリは、最初に購入手続きをした方と取引を進めていただくルールです。
お客さま独自のお約束・ルールによる「取引を進行しないこと・キャンセルを求めること」は迷惑行為に該当するため、お控えください。
交渉中だろうが専用ページを作っていようが、「最初に購入した人」との取引が大原則なので、他のユーザーが専用出品の物を購入しても、ペナルティにはならないのです。
例えば、Aさん専用のページを作ったのに、Bさんが購入した場合。先に購入したのはBさんなので、出品者はBさんに販売しなければなりません。
Bさんが横取りしたようにも見えますが、メルカリのルール上、どうすることもできません。繰り返しになりますが、「専用ページ」はメルカリが公式に認めているものではないのです。
トラブルは自分で解決するしかない
通常、荷物の紛失や破損など、取引のトラブルはメルカリ事務局にヘルプを出せますが、「専用ページ」についてはメルカリの公式ルールではないので、トラブルは自分で解決するしかありません。
私は過去に、専用ページ絡みのトラブルを経験したのですが、事務局からは、「専用ページはお客さま独自のルールなので」と言われ、これといったヘルプをしてもらえませんでした。
その結果、購入者への購入取り下げ交渉(応じてもらえず)、元々購入希望だったユーザー様へのお詫び連絡など、大変な思いをするハメになりました…
専用ページをうまく使いこなす方法
専用ページはメルカリ公式ルールではなく、トラブルの元になるケースもあリますが、上手に使えばそこまで心配する必要はありません。
私の場合、下記のように対応しています。
- 依頼されない限り、専用ページは作らない
- ページを作る際は、「販売確約ではないこと」を購入希望者にメッセージで伝えておく
- 他のユーザーの検索にヒットしにくいように、商品名を「〇〇様専用」など、簡易なものに変えておく
出品者の中には、値引き交渉の承諾と同時に「専用ページにしておきますね!」とサービス旺盛な方もいますが、私はそうしないようにしています。
また、ページを作るにしても、「メルカリのルール上、先に購入された方が優先となります。」とお断りを入れています。画像や商品名などを編集し、他のユーザーが見つけないような工夫は多少はしますが…
確実ではないですからね。
「できる限りのことはしますが確約ではないですよ〜」くらいの気持ちで、専用ページは活用しましょう。
メルカリ専用ページの作り方と注意点
今回は、メルカリの専用ページの作り方と、作る際に押さえておくべき注意点について解説しました。ポイントは下記の通り。
- 画像を用意する
- 携帯の文字挿入機能で「〇〇様専用」といった文言を画像に入れる
- メルカリで出品ページの編集画面を開く
- 文字を入れた画像を商品画像の1枚目にする
- 「専用」はメルカリ公式のルールではない
- 原則、購入は早いもん勝ち
- トラブルは自分で解決するしかない
作るのは簡単ですが、形式的なものであることは、押さえておくべき重要なポイントです。
今後、専用出品をお考えの方は、必ずルールやリスクを理解してから有効活用してくださいね。
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